スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

マジックとニコマスのお話



新年会での、手品師Pの動画。
新年会の数々の名作中でも、とりわけ大好きな作品です。

以前何かの記事でちらっと書いたような気もするけど、自分も少々マジックを嗜みます。
だからこそ、余計にこの発想に驚いたんです。
まさかこんな形のニコマスがあったなんて! と。

でも思えば、ニコマスってマジックと似てると思うんですよ。
「何これ、どうやってんの!?」
という驚嘆のコメントを、ニコマスでもマジックでもよく見かけると思いませんか?

ただの何の仕掛けもないトランプ(マジックは別にトランプだけじゃないけどw)だけを使って、魔法のようなことを披露するのがマジックなら、ただのゲームの動画を使って煌びやかなPVを作ってしまう(ニコマスもPVだけじゃないけどね)のがニコマスでしょう。



日本人というのは非常にマジックを鑑賞するのが下手な人種で、「タネを見破ろう」としたり、「ネタばらし」をしたがったり、ひどい人だと「マジックとはマジシャンと観客の勝負」だとかとんでもない勘違いをしていたり、マジックが成功したら敗北感を感じてしまうわけのわからない人まで存在します。
それらは全部完全なる間違いです。
マジックとはただ、観客を楽しませるためだけに存在するものです。
だからマジシャンは、見る人を楽しませるために全身全霊を注いで訓練し、ルーティンを考えて、日夜頭を捻るのです。

タネを教えないなんてずるい! と思う人もいらっしゃるでしょう。
でもよく考えてみてください。
見る人を楽しませようと頑張っているマジシャンが、タネを教えないのはどうしてでしょう。
答えは単純で、タネを教えるよりも、マジックを見せるほうが楽しんでもらえるからです。
タネを知ると、マジックは何も楽しくありません。
だからタネを教えないのです。
タネを教えたほうが、マジックを楽しんでもらえるなら、自分は喜んでタネを教えますよ。
でも、タネを教えても盛り上がるのはその場だけで、それ以降タネを教えてしまったマジックは誰にも喜ばれなくなるだけです。

ニコマスを見ていて、美しいPVをどうやって作っているのか不思議になることもあると思います。
自分もPとして、どちらかというと単なる視聴者ではなく、「この動画はどうやって作ったのか?」というような制作者側の視点で作品を見てしまいますが、これはある意味もったいない行為だと思います。
その美しさに、アイマスのゲーム画面を素材にしているとは思えない不思議さに、純粋に驚いて素直に喜べたら、きっとそれが一番楽しい鑑賞方法なのではないでしょうか。
美麗PV自体より、美麗PVの作り方講座のほうが楽しいなんてことは有り得ないのです。

同じように、マジック自体より、マジックのタネ明かしのほうが楽しいなんてことも有り得ないのです。

事実、自分は上の手品師Pの動画を見て、感心しましたし感動しましたけど、タネを知っているから不思議さとか楽しさはあまり感じませんでした。
しかしそれはマジックの現象自体(カードが裏返るとか、シャッフルしても展開どおりに数字が出てくるとか)に対しての話で、作品全体に関して言えば「超楽しかった!」の一語に尽きるでしょうw
そして、これこそがマジックの本質だと思います。

タネがわかっていても、尚楽しい。
これは手品師Pのマジックがただの技術―つまり大道芸の一種(大道芸も素晴らしいのですが)ではなく、演劇として一本の作品に仕上がっていたということの証であると言えるでしょう。

技術がどうとか、制作環境がどうとか、ニコマスでも色々耳にしますが、ニコマスだって同じだと思います。
作品の中に「技術が目立って」しまう動画は、所詮その程度です。
技術は作品を仕上げるための脇役であって、決して主役ではありませんから、観客が技術の高さに気をとられているようでは論外なのです。
高い技術を使っていながら、それを観客に気づかせないで、作品の世界に引き込んでただ楽しませる。
それが出来て初めて、その技術を使いこなしたと言えるのではないでしょうか。

改めて手品師Pの動画を見直して、自分もPとして身を引き締めねばならないなと思った次第でございます。
同時に視聴者としても、もっと純粋に作品を楽しむことができるようにしたいものです。
すごいものをすごいと、たのしいものをたのしいと言えるように、感性を研ぎ澄ませていたいですね。
野暮な視聴者にならないように気をつけなければ。

マジックを見ていたら、隣の人が途中で「あ、これはね、○○してるんだよ」とか、偉そうにタネ明かしをし始めたとしたら、あなたはどう思いますか?
まあ、そういう人は知識のある割りにマジックのマの字すら理解してないのでマジシャンとしては失格ですが、素人から見てもいい感じがしないのは明らかだと思います。
ニコマスでも、高度な加工が施されているPVを我が物顔で「これはAEで○○して、さらに××してるだけ」とか解説してるコメを見かけますが、人間性を疑われるのでやめたほうがいいと思います。

見るのにもマナーや礼儀というものがあると思うんですよ。
マジシャンはね、お客さんがマジシャンを注視している以上に、お客さんのことをそれはそれは注意深く観察してます。
あなたが「見ている姿」を、マジシャンはあなたが想像する以上に見ています。
マジックを見せればその人の性格がわかる。と言うくらい、見る態度にはその人の人間性が現れるものです。
だから気をつけてください。
あなたがもし、他人の踊る舞台の上にしゃしゃり出て目立とうとしているのなら、その無様な行いは誰かに必ず見られていますよ。

Pが見られている意識を持つのは当然として、視聴者にもそういう意識が必要だと思います。
Pは視聴者を見ています。
視聴者の想像以上に、つぶさに観察しているものです。

まあ、自分が知っている見る専の方々は非常に礼儀正しく、一つ一つの作品を丁寧に味わう一流の見る専でいらっしゃるので、その辺り良い模範となっておられるのではと思いますがw


ついでに。
手品師Pがマジックを演じることで生活しているいわゆるプロマジシャンなのかどうか、それは存じ上げませんが、いい機会なのでプロマジシャンの演技というものをご覧に入れたいと思います。

プロ中のプロというか、むしろ神格化すらされている20世紀最高のマジシャン、フレッド・カプスです。
言葉がわからなくても楽しめます。
タネを知っていても楽しめます。

何も知らないより、マジックについて知っている人間のほうが驚嘆する演技、というのは珍しいものですが、これはまさにそれかもしれないw
一つ一つのテクニック・演技の正確さ、速さ、優雅さ、笑顔、どれをとっても超一級。
ニコマス好きは基本的にマジックも好きなんじゃないかと勝手に思ってるんで、よろしければご覧下さい!
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

アンケート結果公開中!!
ニコマスライフに関するアンケート結果を公開中!!
どうぞご覧下さい!
こちらから
twitter
dbdbP
http://twitter.com/dbdbP
やよいが歌ってるだけbot
http://twitter.com/yayoi_utau
プロフィール

dbdbP

Author:dbdbP
PV系が主戦場。だけど他の畑にも行ってみたい。そんな繊細なお年頃。ネタ作品はあまり作らないけど、頭の中はネタだらけなの。
みんな甲乙つけがたくて誰が俺の嫁とか選べないけど、そこを敢えて断腸の思いで一人選ぶなら、間違いなくダントツぶっちぎりで春香さんですね常考。
リンクに連絡は不要です。好きにやっちゃって!
でも連絡を頂いたら、喜んで相互リンクさせていただきます。
※あまりにアイマス・ニコマス・dbdbPと無関係すぎる歪みねぇサイトはダメかも?

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
dbdbとの連絡はこちら
作品マイリスト
RSSリンクの表示
リンク
ミテマスヨー
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
検索フォーム
こんちゃ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。