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今更だけど、空想メロウについて考える

カテゴリを動画紹介にしようか考察にしようか迷ったけど、この動画を「紹介」だなんてそれこそ今更感爆裂! なので考察にしときましたw


シラカワP

もう説明するまでもない作品。
以前あっ語にシラカワPが参加されて、そのときはとてもまとめきれなかったあんなことやこんなことを、今回は書こうと思います。


正直ね、僕この作品あんまり好きじゃなかったんですよ。
今は好きなのか、と言われると、大好きってわけじゃないけど、でもまあ割りと好きです。

僕が空想メロウを見て最初に思ったのは、「これはアイマス的ではないな」ということ。
映像的な完成度は素晴らしいし、P側として重箱の隅をつつくならまだしも、視聴者としてはもう文句の無い出来でしょう。
でも、時が過ぎて道がわかれ、或いは夢破れて去っていったアイドル達の未来とか、それを振り返る雪歩とかっていうのは、アイマス的ではない。
アイマスは作品として終わりが無い構造だし、常に次のプロデュースが僕らを待っていて、彼女達は走り続けるわけで。
それが壊れてしまった未来の哀愁を、押し付けられても困る。
そんな風に思いました。

僕がストーリーPVを作らず、積極的には評価しないのは、そこなんですよ。
そんなもん、押し付けられても知らんがな。
って気分になるんです。
別にPの『空想』に興味があって見てるわけじゃないんで。

なので、映像作品としては惜しみなく絶賛しつつも、僕はこの動画が好きではなかった。

でもなんか、胸をくすぐるものがあったんですよね。この動画には。
それが一体何なのか、ずっとわからなかった。
半年以上経った今まで、何度となく見返して、それが最近わかってきた気がするんです。


この動画の中に、

私達がまだ幼かった頃
私達がまだ一緒にいた頃
私達が夢を追いかけてた頃
これは……
そんな 私達の物語


って文章が出てくるじゃないですか。

僕はこの「私達」というのは、765プロのみんなを含めた雪歩のことだと思ってたんです。
それはきっと正解だし、その解釈でいいと思うんですけど、でももしこれが「僕ら」のことを指しているとしたら。
あの日の空想を忘れてしまったかもしれないのが、僕らだとしたら?

僕の中で、何か燻っていたのはこの視点だったんです。きっと。
まあ僕は08年11月デビューということで、まだ走り出して一年も経ってないぺーぺーですが、それでも大分仲の良いPも増えてきて、少しは技術やノウハウも身について、企画にも参加して自分以外の誰かの為に作品を作ったりもしました。

僕はただ、アイマスが好きなだけだった。
だった、というか今でも大好きだけど。
それだけを理由に走り出したわけで、最初は手探りのキャプチャにWMMという組み合わせで情熱だけを頼りに作った。

それがいつしか環境が整って、数字も伸びて、週マスにも何度か入って、なんだかP仲間でも段々名前が知られてきて。
初対面のPが「いつもブログ拝見してます」と言ってくれたりすることが多くなって。

そんな評価や数字が心地よくて、いつしか僕のPとしてのモチベーションが、「認められたい、褒められたい」というものにすり替わっていたとしたら……?

そう思うと、背筋が寒くなります。
あの日見た空想を、僕はいつなくしたんだと。

僕ももう子供じゃないんで、夢が叶わないことがあることも、人の信念が時として容易に折れ曲がることも知ってるつもりです。
それが悪いことだと言いたいわけじゃないけれど、処女作を投稿したあの日、あのときの自分が見ていた空想を、僕は今も見ているだろうかと考えると、悲しいけれどもうあの日の空想は僕の胸にはないのです。

そりゃだって、作りたかったものを作ってきたし、今はもっと新しいステップを踏みたいと思っているわけで、それはそれで当然で健全なことだと思いますよ。
でも、その空想の委細はともあれ、本質的な熱量だけは失いたくない。変わってしまいたくないのです。

無印アイマスの彼女たちや、アケマスの彼女たちと過ごしたあの頃の空想に、胸を張れるようなPでいたいのです。
ただ純粋に彼女たちが大好きで、それだけが動画を作る理由だったあの日のように。

今はもう、それ以外の理由も少なからず出来てしまったけれど、ちょっと荷物が増えたからって、それで休憩してる暇はないんです。
彼女たちが今も走り続けるのなら、その横に僕はいなくてはならない。
あの日描いた空想に、出会えるように。


この動画によって何か胸が熱くなるのは、僕の中のどこかでそういう想いがあったからなんじゃないかと思います。
でも空想メロウが投稿された当時は、僕はまだ「SHAKE」を出したばかりで、ようやく出世作が出来た頃。
あのときはまだ、僕の胸には当初の空想が宿っていたんですよね、きっと。
だからこの作品は、当時の僕にとっては"ただのストーリーPV"で、「そんな哀愁押し付けられても困る」としか思わなかった。
でも今は、もう一つの見方ができるようになった。できるようになってしまった、というのがいいのかな。

半年以上の長い時間をかけて、僕にとっての意味が変わっていった作品。
それが『アイドルマスター オールスター 「空想メロウ」AIRMASTER』です。


時間が過ぎて行く過程で
別のジャンルへ行ってしまった人
引退してしまった人
道はわかれていくけれど

それでも今も空想を目指していることは変わらない

いつの日か
それぞれの場所で

信じた空想に、出会えるように。
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雪歩が問いかけてくるとこがミソなんだろうなあ。
この役は他の誰にも務まらないという。

思うに、ストーリー系PVと言うけれど、
ただ物語が動画内で完結しているだけのものっていうのは
名作になっていないような気がするんですよ。
イイハナシダナーじゃダメというか。

アイドルってドラマの役者じゃなくて、
客席にいる人達の何かを背負っている、ってことなのかな。
そこんとこが違うんでないかと。

自分が強烈に印象に残ってるのが、メイP「暴れ出す」の
「神様俺はこれでいいですか」の所の伊織の背中。
あの時、伊織はストーリーを演じる役者ではなくなっていた。
変な話、あの瞬間視聴者と同化していた。なんかそういうのがある。
そういうのがいいストーリー系PVなんじゃーないかなあ? てなもんで。

>>cha73さん

なるほど、確かに思い返してみると、名作と評されるストーリーPVには、そういう視聴者と作品世界との共通項がキーとして存在するかもしれませんね。

その点では、僕はあまり作品側の世界に同調しようとせず、自分の側に引き寄せて楽しむスタンスがあるので、ストーリーPVを楽しみ難く思ってしまっていたのかもしれません。
メイPの「暴れだす。」も、cha73さんに指摘されてみればそう思えるものの、やはりあの「神様俺はこれでいいですか」は伊織の想いだとしか捉えられなかったし。

それが今、自分の側に作品を引き寄せても、作品の世界とのぶれがなくなって、ようやく空想メロウを理解できた(ような気になっている)のかもしれません。

ストーリーPVの鍵は共感である。
ふむう。一つ勉強になりましたw

はじめまして! シラカワといいます。
ブログ拝見させて頂いています。

本当に素晴らしいエントリーありがとうございます!
実際俺も、changesを作る前までは、ストーリーPVに対してこんな感じの思いを思っていました。

俺のブログでエントリー返しをしています。
変なこと言ってるかもしれませんが、見て下さると嬉しいです。

>>シラカワP

おおお、まさかご本人がいらっしゃるとはw
はじめまして、コメントありがとうございます!

わざわざエントリーまで作っていただけるとは…
早速拝見させていただきます!

シラカワPのブログエントリーからはじめまして。

空想メロウをカンペキな視聴者目線で見ていた自分としては、dbdbPのおっしゃっている様に完成度やらストーリー性が高いなぁとだけ思っていました。

それがプロデューサー目線で見るとこんなにも違うものなのかと思いました。

「それぞれの受け取り方があるんだから押し付けられても困る」

駆け出しPには全くない発想なので少し戸惑いましたが・・・。


今は未来のニコマスPを目指して勉強しています。
ただ、この記事を見て
「俺も周りからチヤホヤされたいから、動画を作ろうとしているんじゃないか」
なんて考えました。

「アイマスが好きだから動画を作る」
そういう風に言い張れるPになりたいですw        長文失礼しましたっ

>>くーやさん

どうもーはじめまして!

きっと人それぞれ色んな受け取り方があるはずだし、動画を作る理由だって人それぞれだと思います。
僕は「チヤホヤされるために動画を作る」のもアリだと思うし、それを「アイマスが好きだから」とかって綺麗な理由で偽装するくらいなら、堂々と数字や評価を追及するほうがカッコイイかなって。

もちろん、二次創作の礼節を弁えた上での話ですけどw

くーやさんの作品を拝見できる日を楽しみにしてます。
どうせPデビューしてからも勉強の連続なんだし、気軽に作っちゃえばいいと思うよ!w
アンケート結果公開中!!
ニコマスライフに関するアンケート結果を公開中!!
どうぞご覧下さい!
こちらから
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プロフィール

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Author:dbdbP
PV系が主戦場。だけど他の畑にも行ってみたい。そんな繊細なお年頃。ネタ作品はあまり作らないけど、頭の中はネタだらけなの。
みんな甲乙つけがたくて誰が俺の嫁とか選べないけど、そこを敢えて断腸の思いで一人選ぶなら、間違いなくダントツぶっちぎりで春香さんですね常考。
リンクに連絡は不要です。好きにやっちゃって!
でも連絡を頂いたら、喜んで相互リンクさせていただきます。
※あまりにアイマス・ニコマス・dbdbPと無関係すぎる歪みねぇサイトはダメかも?

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