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制作の小技06

うわー、超久しぶり。
いろいろといそがしくてねえ。ブログもあんまり内容のある記事が書けなくて申し訳なかったです。

最近は、以前のようにニコマスについて小難しいことを考える機会が減ってるような気がします。
粗方考えつくして、すっきりしたのかも? わかんないけどw

そんなわけで、先に技術的な記事から再開しようかと。

今回は、自作背景/自作舞台編です。
さて、自作舞台とかの回なのにいきなりこんなことを言うのもアレですが、個人的に僕はあまり自作舞台ってやつに興味がありません。
SHAKEを作ったときに、それっぽいことをちょっとやりましたが、アイマスには元から優れたステージが存在するわけで、ただ単に目新しさを求めて自作舞台を作るのはちょっとリスキーだと思うのです。
仮に自作舞台を導入するなら、それこそアイマスのステージと同等以上のものを作れないと、映像としてはむしろ劣化するでしょう。
カメラアングルだって制限されてるのに。

ですから、自作舞台は「自作しなければならない必然性がある」か、「アイマスステージと比べて遜色ない舞台を自作できる」ときに導入するのが望ましいのではないかと思います。
抜き合成も同じですね。
で、実際のところ「アイマスステージと比べて遜色ない舞台を自作する」のにかかるコストに対し、それによって向上するクオリティは費用対効果として見合わない。と僕は感じています。

結論から言うと、自作舞台はすっげええええええええええええええ面倒臭いです。
まあ、それをやるからこその愛情かもしれませんが?w
そんなわけで、僕はSHAKE以降まともに舞台を組んだりはしてませんし、どちらかというと自作舞台以外の背景演出に傾倒している感がありますので、今回の記事で自作舞台に関して参考になるようなことが書けるかどうか、ちょっと不安です。
役に立たなかったらごめんね! たぶん基本的なことしか書けないよ!


1.自作背景
自作舞台の前に、自作背景について触れます。
一番簡単な自作背景は、単一色背景です。白バックとか。
06001.png

屁理屈ごねるようですが、これも立派な自作背景です。
ですが、これだとちょっと見栄えが悪いというか、あまりに手抜きっぽいので、例えば同じ単一色背景でも少し色をグラデーションさせるだけで大分印象が変わります。
AEにはカラーカーブというエフェクトがありますので、それを使ってグラデーションを作ってあげましょう。

06002.png
はい。さっきの白背景にカラーカーブでグラデーションを乗せました。調整は適当ですが、まあこんな感じでどうでしょうか。

06003.png
春香さんにもちょっと色調補正をかけてます。あと、わりと現実的なイメージの背景に合わせるときは、アイドルの縁取りとかはその現実感を妨げるので入れないほうがいいのですが、面倒なのでそのままになってます。
面倒というか、この画像をキャプったときは忘れてただけw

まあ、これで白一色の背景よりは、すこし見やすく、すこしスタイリッシュになったような気がしなくもありません。
これはこれでいいと思いますが、それにしてもイメージ映像みたいな背景ですね。
せっかくなので、これに空間的な広がりを持たせてみましょう。

背景のレイヤーをそのまま複製して、上になってる方を画面下3分の1くらいになるように移動し、カラーカーブのグラデーションも調整します。
06004.png
すると、こんな感じになります。
ただの平面レイヤーとグラデーションによる画像ですが、なんだか壁と床に見えますね。
この上からさらに薄いグラデーションレイヤーを重ねて見ましょう。
06005.png
ほい。
割と馴染みました。
春香さんを乗せてみます。
06006.png
春香さんが、白い壁の薄暗い部屋にいるように見えるでしょうか。
かなりやっつけなのでひどいクオリティかもしれませんが、お伝えしたいのはつまり「3Dレイヤーを使わなくても舞台は演出できる」ということです。

3Dを使う必要はありません。3Dに見えればいいだけです。
そもそも2次元素材であるアイマスのアイドル達に対して、背景が3Dだったからといって大したメリットはないとすら言えるかもしれません。
あとは遠近法とか、パースとかを間違わなければ、平面上で奥行きは十分に表現できます。
AEにはカメラからの距離などから、焦点が合わず映像がボケる「被写界深度」という強力な機能がありますが、これだって距離に応じて段階的にブラーを使い分けたり、ブラーの強度にキーフレームを打ったりすればいいだけです。
AEは面倒なことを楽にできるソフトであって、他のソフトには出来ないことを実現するソフトというわけではありません。

2.自作舞台
という御託を並べたところで、実際に3Dの舞台を作ってみましょう。
3D舞台を自作する場合、それに合わせるアイマスの素材は、基本的に素材内での画角変化のないものを選びます。
固定Longとか、Upとかですね。
もしMIDなど、画角が変化するものを使う場合は、その画角変化に合わせて背景舞台を移動させる必要があるので、結構な手間がかかります。

で、実際に平面素材であるアイマスの動画素材を3D空間内に配置しますので、ステージとアイドルの縮尺をあわせなければなりませんね。
何も考えずに感覚だけでステージを組むと、いざアイドルを配置したときに思ったより狭かったり、逆にステージが巨大すぎたりします。
別に設計図書いて測量までしろとはいいませんが、アイドルに対してどれくらいの大きさの空間を作るのか、というのは意識した方が余計な手間が増えずに済むのではないでしょうか。

まあそんなこんなで、一番簡単な3D背景はたぶん箱です。
三次元の平面を、こんな感じに配置します。
06007.png
なんじゃこりゃ? って感じですが、この真ん中の空洞にカメラを入れると、これで箱部屋が完成しているわけです。
06008.png
カメラを中央の部分に移動して、春香さんを配置して、ちょっと光源でも設定してみましょうか。
あ、この壁や床の色ですが、わかりやすいようにこんな風にしてあるだけで、他意はないので悪しからずw

すると、簡単に影も落とせるし、春香さんが部屋のなかで踊っている風になります。

先ほど、平面素材であるアイマスのダンス映像に、3Dの舞台をあわせてもメリットは殆どないといいましたが、本当はメリットもあります。メリットというか、得意分野? 3D舞台の。

それは、やはり3Dなのでアングルの変化に強いということです。
強いと言っても、可能なだけでやりやすいわけではありません。
ですので、やはりアイマスのダンス素材自体の画角変化に追従させるのはかなりしんどいですが、アイマスのダンス素材「ごと」画角変化させて、カメラワークを演出するのにはなかなか便利です。
06009.png
たとえばこれは、ちょっとカメラを寄ってアオリぎみにしたアングルですが、2次元背景だと、この程度の単純な画角変化でも、作り出すのは結構な手間になります。
まあこの春香さん自体がぺらっぺらの平面素材ですから、あんまりカメラワークが激しいと立体感が足らずにしょんぼりな結果になりがちですので、その辺は程ほどにしておくことも重要です。
一応、素材に「自動方向(カメラの向きへ設定)」を適用することによって、自動でカメラに向かって向きを調整することは出来ますが、それにしたって過信は禁物です。
あと、素材自体のアンカーポイントがずれてたりすると、自動方向は上手く働きませんのでご注意を。

とまあ、ものすごく基本的な箱庭舞台をまず紹介しましたが、これが全ての基本です。
あとは、この壁や天井を排除して別の背景と合わせたりとか、別のオブジェクトを作って配置したりとか、そういうことをやっていきます。
で、ある意味で自作舞台のクオリティというのはそのオブジェクト自体のクオリティと密接に関わるわけですが、このオブジェクトのクオリティを追求するとなると、3Dモデリングの技術と画像加工の技術が必要になってくるわけですね。
僕は3Dモデリングが出来る環境を持っていないので、そちらについて解説することはできません。

なので、そういった環境がなくても、こうすればちょっと見栄え良くできるんじゃないの? っていうのを書いてみたいと思います。


・空間を演出する
箱庭舞台がしょっぱく見えて、有名Pの大ヒットPVの自作舞台が素敵に見えるのは、その舞台のクオリティが違うからです。
はい、当たり前のことをいいました。
では一言にクオリティといっても、どんなクオリティでしょうか。
舞台の作りこみが違う? それもあるでしょう。
ですが、「舞台そのもの」のクオリティ以外にも、大事な要素があります。
それが「空間演出」です。アイドルが実際にその舞台の上に立っているように見えるようにするということです。
噛み砕いて言うと、どうやって誤魔化すかということでもあります。


僕の過去の動画で言うと、これの冒頭の霧の演出っていうのは、かなり誤魔化し効果が高いですね!w
雰囲気を作ると同時に、アイドルの周囲に空間が存在することを意識させることが出来ると思います。
やり方としては、単にフラクタルノイズをりっちゃんの上と下に配置するだけです。

他にもパーティクルを飛ばす方法で誤魔化す手段もあります。

こちらは3D舞台というか、前後への3次元的動きが多い動画ですが、実は3Dレイヤーは使ってません。
封筒の部分だけは使ってますが、それ以外はすべて2Dレイヤーで拡大縮小を行うことによって、奥行きの表現を実現しています。
このパーティクルですら、自作するのが面倒でたしかモリモリソザイさんからお借りした記憶がありますw そのあと自分で加工したけどw
つまり、手間はかかりますがこの動画と殆ど同じものを、PEとかでも作れるということです。
話題がずれましたが、この動画では無限遠からドアップまで、アイドルをシームレスに拡大する為に、途中でLong素材とUp素材をすりかえています。
そのすりかえの切れ目の違和感を隠す為に、あれだけの派手なパーティクルが舞っているのです。
それから、冒頭の四人が踊るシーンですが、あそこには舞台はおろか床すらありません。
ですが四人が同じパースの上に違和感無く並べば、何となく(仮想の)平面上にアイドルが立っているように見えてしまうものです。
もちろん、そのために微妙なアングルの変化に合わせて四人の距離を調整したり、亜美真美の縮尺を変化させたりはしていますが。
つまり、舞台を組むということだけでなく、その組んだ舞台の上でアイドルを違和感無く躍らせることも大事なのであります。


で、戻ってくるのがこの動画。
まともに舞台組んだのこれくらいしかないんですw すみません!

みていただきたいのは、こちらのSHAKEの最初のサビの部分のカメラワークです。
これは、それぞれSuperLongで撮ったソロ素材を5人分用意して、横一列に並べているものです。
最初に春香さんのみで舞台との画角合わせを行い、それから春香さんを基準にして他の四人を配置しています。
そんでもって、これは舞台は3Dですが、このシーンのアイドルは2Dレイヤーとして扱っています。
つまり、映像としては上に立ってるように見えますが、実際にはまったく別の平面を上に重ねてそう見えているだけってことです。
このとき落ちている影も、自分で影の素材を作って、手動で位置合わせをしています。
SHAKEの最初のサビのシーンは、誤魔化しの集大成だったのです!

これは僕の持論ですが、かっこいい映像やきれいな映像を作るのに、必ずしも自作舞台は必要ではありません。
せめて床と空間が演出できれば、それで十分ではないかと思っています。
というか、もし本当に自作舞台をやるなら、それこそ何かしらのモデリングソフトが必要でしょう。
(※意義ある舞台を作るなら、という前提です。アイマス本来のステージよりも劣る舞台なら、それをわざわざ自作する意義は薄いでしょう)

この次元になってくると、もう重要なのは発想なんだと思うんですよ。
箱庭でもかっこいいの作ることは可能です。それは断言します。
AEなくても、すごい動画を作ることも可能です。絶対に可能です。

自分にはセンスがないってお嘆きの方は、センスのある人の動画を(MADに限らず)見まくればいいと思うの。
センスってのは先天的に与えられているものではなく、すでにそれを持っている人から継承するものだと思います。

たとえハリボテでも、画像素材を自分で描いてそれを配置すれば、見栄えだって大分良くなります。
既存の素材を変形させたり、組み合わせたりすることによって、新しい表現が生まれることもあると思うし。

まあ最後はちょっと精神論というか、気の持ち方次第だよ! みたいな話になってしまいましたが、それもそのはず、自作舞台とかの話になってくると、本当にいろんな手法手段を使うわけで、「こうすればいいよ!」というような明快な最適解なんてないわけですよ。
色調補正やカメラや画像加工など色んな要素が絡んでくるので、本当に今回書いてない小技はいっぱいあると思います。
それらは今後も(自作舞台とは直接関連付けないかもしれませんが)紹介するつもりですし、IRCの「#ニコマストキワ荘」にいつもいますので、声を掛けていただければもっと具体的な説明もできるかも!

でも本当に、僕も大したことはできませんので、あんまり無理難題をふっかけられると困っちゃいますからね!
僕自身、今後もあまり自作舞台みたいなものを作ることはないと思うし、そんなに参考になるようなことを書けなくて申し訳ない。
自作舞台っていうのは、基本的にこういうふうに作ってるんだなーと思ってもらえれば幸いです。

あー、じゃあ次は色調補正関連のことを書こうかなあ。そうしよう。
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PV系が主戦場。だけど他の畑にも行ってみたい。そんな繊細なお年頃。ネタ作品はあまり作らないけど、頭の中はネタだらけなの。
みんな甲乙つけがたくて誰が俺の嫁とか選べないけど、そこを敢えて断腸の思いで一人選ぶなら、間違いなくダントツぶっちぎりで春香さんですね常考。
リンクに連絡は不要です。好きにやっちゃって!
でも連絡を頂いたら、喜んで相互リンクさせていただきます。
※あまりにアイマス・ニコマス・dbdbPと無関係すぎる歪みねぇサイトはダメかも?

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