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限界と踊ろう

ニコマスPとしてPVを作っていると、いろんな制限に直面します。

振り付けの不自由や表情の不自由、衣装・カメラワーク・解像度の制限。声素材の不自由。
細かいことを言えば、まばたきのタイミングが違うことで苦労することだってあります。

あるいは、ニコ動側からの制限もあります。
緩和されたとはいえ、容量は100MBまでですし、そもそも3分そこらのPVを100MBでエンコードする前提で作ると、視聴者側の環境ではまともに再生できないことも多いですから、実質のビットレートは1Mbps前後でなければ不親切になってしまうという制限があります。
または再生時は基本的には512x384のサイズで再生されることを前提としなければいけなかったり、エンコードすると赤をはじめとした色の劣化が起こることを念頭に置かねばならなかったり。

そして当然、自分自身の制作環境に制限があります。
仕事が忙しかったり、疲れていたりすれば制作時間が削られます。
僕はAEを持っているからまだあれですが、環境を整えるにはお金がいります。
PCにしろソフトにしろ、プラグインにしろ、素材にしろ自由に揃えることができないという現実は、環境的であると同時に経済的な制限でもあります。
さらに、Pとしての能力にも制限があります。
音を弄る技術に未熟だったり、デザインやレイアウトの知識に疎かったり、AE以外の編集加工ソフトの使い方を知らなかったり。
絵が描けない、抜き合成が不可等映像技術がない、根拠はともかくセンスがない等々、制作において限界を感じる方は多いことでしょう。

もしこの山ほどある制限がなくなったら、どんなに素晴らしいことか。
ありとあらゆるAEのプラグインと、ハイクオリティな素材を使い放題。
アイマスは振り付けと衣装とカメラワークを自由に設定でき、思いのままのアイドル達をプロデュースできる。
もちろん、必要な知識や技術を習得する為のドキュメントも山ほど揃っていて、仕事なんてなくて、ずっとニコマスに没頭できて、好きなだけ動画を作っていられたら…。

そりゃあ最高ですよ。
できることは無限に多くなります。
どんなイメージも実現できるでしょう。

だけど。です。
いざそんな環境を手に入れたことを考えてみると、僕は何も作れなくなってしまう気がしてならないのです。

ニコマスには上記の通り、山ほど制限があります。
できることよりできないことの方が多い。
けれど、その限界の内側で、ニコマスは今までに10万本を越える動画たちを生み出し、何度も革命を起こし、いくつもの文化と慣習を残してきました。
僕は思うのですが、ニコマスはこれらの限界があったから成立したのです。
もしアイマスに振り付けの制限がなかったら、ニコマスにシンクロPVなんて生まれなかった。

そうなのです。限界があるから、僕は動画を作れるのです。
アイマスに表情の不自由があったから、のヮの仮面が生まれました。
アイマスに振り付けの不自由があったから、やよいのカクカクダンスが生まれました。
たしかに、技術的制限や何らかの限界を越えることで生まれる新しいものもあるでしょう。
しかし、失敗が成功の母であるように、限界こそが発想の母であり、不可能こそが方法の母なのです。
そしてその発想と方法の連携を、センスと呼ぶのです。

環境も技術もセンスもないと嘆く人がいます。
けれどそれは違います。
その限界の中においてはじめて、発想も方法(技術)もセンスも芽生えるのです。
限界のないところでは、センスなんて必要ありません。

だからもっと、不可能を楽しもうじゃないですか。
限界と踊ろうじゃないですか。
大丈夫です。楽器の王様と呼ばれるピアノだって、出せる音には限りがあります。
だけど音楽は何千年もその栄華を誇っているのですから。

ピアノとニコマスを比較するのは違うんじゃないかと思われるかもしれませんが、実際同じだということは、Pにはよくわかることだと思います。

やりたいと思っていたことが限界によって阻まれたとき。
それはチャンスです。
そこには新しい発想と、新しい方法が眠っています。
不可能は多いほど良い。
限界は、その向こう側にまだ行ったことがないから限界だと感じるのです。
向こう側には見たことのない何かがあると知っているからそう思うのです。
行けないところにあるものを、知ることなんてできません。
知っているということは、本質的には行っているということです。
だから後は、眠る財宝を掘り返すだけなんです。
ちょっと難しいことを言いましたが、つまり僕らは可能によって生み出すのではなく、いつも不可能と限界を足場にして生み出しているのです。

不可能なことや、限界を見つけて凹むなんてもったいない。
そこがニコマスPの遊び場じゃないですか。
格好の玩具なのですから、それを使わない手はありませんよね。

MMDが公式を超え(という表現は言語定義の次元ですでに意味が通じてないが)ようが、どんな革命が起きて環境が激変しようが、僕らがやることはいつも一つです。
それは限界と踊ること。
その限界とは、僕らニコマスPにとっては根源的な部分では公式です。
公式があるから、その限界があるから、僕らは遊べるのです。

僕は今MMDにも興味がありますが、それは限界を越えるためではありません。
MMDにはアイマス素材にはない自由がたくさんありますが、そこが魅力的なのではなく。
MMDにはアイマス素材にはない限界があるから、そこが魅力的なのです。

もちろん限界を越えることに熱意を注ぐ人もいます。
それについて何を言いたいわけでもありません。
そういう遊び方も非常に結構です。

ただ僕の遊びは、そしてニコマスは、限界と踊ることでここまで来たように見えるのです。
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プロフィール

Author:dbdbP
PV系が主戦場。だけど他の畑にも行ってみたい。そんな繊細なお年頃。ネタ作品はあまり作らないけど、頭の中はネタだらけなの。
みんな甲乙つけがたくて誰が俺の嫁とか選べないけど、そこを敢えて断腸の思いで一人選ぶなら、間違いなくダントツぶっちぎりで春香さんですね常考。
リンクに連絡は不要です。好きにやっちゃって!
でも連絡を頂いたら、喜んで相互リンクさせていただきます。
※あまりにアイマス・ニコマス・dbdbPと無関係すぎる歪みねぇサイトはダメかも?

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